真珠（パール）についてワンポイントアドバイス
by佐賀・うれしの金賞堂

真珠は貝が入り込んだ異物を自らの分泌物で包み込み、幾重にも層をかさねていく過程を経ることでほかの宝石のように研磨作業をしなくとも美しい光沢を持った珠へと成長していくのです。

特に日本の女性にとって、真珠は冠婚葬祭などの席などにはかかせないものです。

現在店頭に並んでいるものはほとんどが養殖真珠ですが、天然か養殖かは全く気にする必要はありません。

なぜなら母貝に貝殻で作った丸い核をいれ、天然真珠と同じ形成作用を起こさせるからです。

1. 真珠の価値は「巻き」といわれる核を取り巻く真珠層にあります。
   層が厚いほど光の反射が深くなり透明で艶の良い美しい光沢を放ちます。この光沢は非常に重要です。
   
   
2. 次には真珠の形ですが、真円に近いほど価値は高くなります。
   またキズの有無ですが、多少のキズはつきもので、真珠では「エクボ」と呼ばれるくらいですから美しさを損なわない限りあまり神経質になる必要はないと思います。
   
   
3.  サイズですが大粒になればなるほど高くなりますが、大粒なだけで光沢がないものは評価に値しませんし、逆に小粒なものでも光沢がいいものは十分いいものと言えます。私がお勧めしやすいのは8,0mm前後だと思います。
   
   
4. 色についてはやはり（アコヤについては）ピンク系が人気の面も、価格も若干高いようですがお好みによるところです。
   

以上簡単にご紹介しましたが真珠のお求めをお考えの方は参考にして頂けたら嬉しいです。

もちろん当店でも多くのパールジュエリーを取り揃えておりますが、ご予算、デザイン、大きさなど全てご希望に値する商品は意外と少ないものです。

よって店頭商品にかかわらず、よりご希望に近いものお取り寄せ、珠だけからお選びいただき、お好きな留め具＆長さで組みます。

店頭の商品を無理におススメすることなく、ご希望に出来るだけ近いジュエリーの提案を心掛けておりますので、是非お気軽にご来店ください。

きっと満足できるお買い物となると思います。